雪かきトレーニング

etude

2016年01月21日 11:55

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛みにに困らない姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。

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本日は、快晴です。

昨日まで降った雪も少しずつ解けてくれると思います。
長野県中に雪が降ったので、皆さん自宅の雪かきや職場の駐車場の雪かきなどされていると思います。

雪かきって疲れますよね。
ぐったりしますよね。
雪国育ちの私もぐったりします。

子供たちは、雪が降ると喜んで外にいき遊びます。
子供は、元気でも大人は雪かきで疲れますよね。

そんな雪かきを運動指導者という視点からスポーツ医科学的に説明したいと思います!

これを読むときっと雪かきがしたくなる?かもしれません。

<その1>
雪かきはなぜ疲れるのか?


雪かきは、まず繰り返し繰り返しの作業です。
広い範囲だと30分~60分近くも行わないといけません。

これをトレーニングに例えると
持久力を高める有酸素トレーニングになります。

雪かきという作業を繰り返し繰り返し行うためには、全身の筋肉を使わないといけません。
筋肉には、本来エネルギーが蓄えられていますがそのうちなくなります。

そうすると、今度は身体に蓄えている脂肪をエネルギーに変換していきます。
この時に必要なのが酸素です。

心臓がどきどきし血液中の酸素を披露している筋肉に送ります。

筋肉では、血液で運ばれてきた酸素と身体の中の脂肪がくっついてエネルギーになります。
(厳密には、ATPというものを再合成しています)

このため、雪かきを長く続けていると心臓もドキドキし息も上がります。


<その2>
筋肉をたくさん使っている


これは、いわゆる筋力トレーニングを行っている状態です。

雪かきは、

・雪を押す動作
・雪をすくって持ち上げる
・雪を投げる?積む

これらの動作があります。

全身の筋肉を使ってこれらの動作を行います。

沢山の量を押したりすくったりする時は
筋力トレーニングの高負荷トレーニングです。

雪を投げたりする時は、伸張反射を利用した瞬発トレーニングです。

これらの運動を混ぜながら30分も行えば、全身のとても良いトレーニングです。


<その3>
健康づくりダイエットになる


繰り返し繰り返しの持久力を養う有酸素トレーニングと筋力トレーニングを行うので
ダイエットや体力作りに最適です!

走ったり、ダンベル、バーベルを使っているのと似たトレーニング効果があります。
サーキットトレーニングとか、インターバルトレーニングとかと同じです。

ただ、雪かきという名前なだけです。

雪かきもスポーツクラブやフィットネスクラブに通っていると思って取り組めば楽しく出来るかもしれません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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