草取りで腰痛になった時はこれです!

etude

2017年05月05日 15:00

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
整体でもなく、マッサージでもなく病院のリハビリでもない、運動指導をしているパーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛み改善予防の姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。

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今回は、草取りで腰痛になった時の対処方法をご紹介します。
この季節になると過去のブログ記事で「草取りと腰痛」をご覧になる方がとても多いです。



私も昨日は、子供と一緒に1時間、庭の草取りをしました。
案の定、10分くらいかがんで行っていると腰が痛くなります。

小学生の息子も腰が痛いと言っていました。

小学生の子供でも草取りで腰が痛くなる原因は何でしょうか?
それは、かがんで草をとるという姿勢です。


このようにかがんだ姿勢というのは、腰の筋肉が伸びているように見えるかもしれませんが
実は、腰の筋肉が伸びながら常に力を発揮している状態なのです。

でも一般の人は、このような事をほとんど知りません。

なので腰が痛くなったら叩いたり、マッサージしたり、筋肉を伸ばすストレッチをしたりすると思います。


ちなみに、お年寄りで膝が痛くなっても草取りをしている人はこんな姿勢で草取りをします。

この姿勢も全く同様で、腰の筋肉が伸ばされながら常に力を発揮しています。
この姿勢の場合は、しゃがんでいるときに比べてお尻や太ももの裏側の筋肉も常に力を発揮しています。そのために、しゃがんでいるよりも腰は痛くなりにくいかもしれませんが、お尻の方にも負担がかかります。

このように腰の筋肉が常に伸ばされながら力を発揮している場合の腰痛はどうしたらいいのか?
マッサージしてもストレッチしてもダメです。

一番簡単なのは、立ち上がって伸ばされていた腰の筋肉を元の長さに戻してあげる事、逆に縮めてあげることが大切です。


写真のように胸を張って背中の筋肉を縮めるようにするのも効果的です。
かがんだ姿勢を5分から10分ほど続けたら一度立ち上がって腰や背中の筋肉を縮める動作を10秒から30秒くらい入れてみてください。

かがんでいた時の腰痛が楽になると思います。

長くかがみ続けているほど、腰痛が取れるまでは時間がかかるので、できればこまめに立ち上がるようにしたほうが良いです。

草取りを終えて家の中に入ったらこのような姿勢で腰の筋肉を縮めたり、おなかの筋肉を伸ばしてあげることで姿勢をリセットすることができます。
20秒から30秒ほど行います。

ただし、腰を反ると痛みが強くなる人は注意しながら行うようにしてみてください。

草取りで腰痛になった場合は、長く同じ姿勢を行っていることで腰の筋肉が伸ばされながら力を発揮していることで腰痛になります。
これを立ち上がることで骨で支えることができるようになるので腰の筋肉が楽になります。

ようは、時間がたてば草取りでの腰痛は楽になります。
でも、足のしびれが出てきたり、足に力が入らなくなったりこの状態が長く続くようでしたら整形外科を受診するようにしてみてください。

草取りで腰が痛くなってしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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