クロールの時に腕が上がりずらい水泳選手

etude

2016年02月02日 18:43

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
整体でもなく、マッサージでもなく病院のリハビリでもない、運動指導をしているパーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛みにに困らない姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。


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先日、指導させて頂いた水泳選手のご紹介です。
昨年から指導をさせて頂き、硬かった筋肉も少しずつ柔らかくなってきました。

今回は、クロールの時に腕がスムーズに上がらないと事でした。

姿勢を見ると背中が猫背になりやすいために腕がスムーズに上がらない

ストリームラインの姿勢をしてもらうと、背中のあたりから丸まってしまうため
足から指先までが一直線になりません。

原因として次の様な事がありました。
・猫背で姿勢が悪くなっている
・胸椎(胸の後ろの背骨)の動きが悪い
・肩甲骨の動きが悪い
・胸の前や脇の下の筋肉が硬い

猫背になり、胸が張れなくなったり肩甲骨を後ろにしっかりと寄せる事が出来ないと
腕もスムーズに上がりません。

この状態で一生懸命に腕を上げようとすると、インピンジメントと言って
肩の関節で痛みが出るようになってしまいます。

これらを改善するためには、
・普段から正しい姿勢を意識する
・胸椎(胸の後ろの背骨)の動きを良くする
 しっかりと反れる事、しっかりと捻じれる事が重要
・肩甲骨が上下、前後に動くようにする
・硬くなった肩周りの筋肉をマッサージしたりストレッチして緩める

これらを行う事で上がりずらかった腕もスムーズに上がりやすくなります。

これは、五十肩や四十肩などの肩が上がりずらくなっている人にも有効です。
肩の関節だけが問題ではなく、肩甲骨や胸椎の動きを良くすることが大切になってきます。

もちろん、一人ひとりの身体の状態に合わせて運動方法を選択し行う事が大切です。

あとは、動きが改善したからと言って運動をやめてしまえばもとに戻ります。
そのためにも、運動の継続が大切になります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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