子供の体力テストとなでしこジャパン

etude

2017年10月23日 23:05

長野県長野市でパーソナルトレーナーをしています。
エチュードの栗林太一です。

今回は姿勢と下半身の重要性についてご紹介します。

姿勢が大切という事は何度も何度も紹介していますが、下半身もとても大切です。
週末の土日にそれを改めて実感しました。

まず、土曜日はスワンプロジェクトの9期生の1次選考会の体力テストのお手伝いをさせて頂きました。

スワンプロジェクトは毎年、長野県だけでなく県外からも応募があり、冬季オリンピックを目指す小学4年生以上の子供達がテストを受けにきて頂きます。
今回の長野会場は、長野市のホワイトリングのサブ体育館でした。


私は、ウォーミングアップとメディシンボール投げを担当させて頂きました。

昨年もメディシンボール投げの担当をさせて頂きましたが、メディシンボールは2kgのボールを体の前側に投げるのと後ろ側に投げる2種目を行います。

この種目の面白いところは、いかに全身を使って遠くまで投げるか?です。

ただ投げるだけなのですが、ボールを上下に振って全身を使って投げます。
要は、うまく体の反動を使うことができるか?
反動を使うときに下半身を踏ん張れるか?
下半身の踏ん張った力を体幹部を通して上半身からボールに力を伝えることができるか?

特にウエイトリフティングの重りを持ち上げるのと同じで
足首・膝・股関節の下半身の関節をしっかり伸ばすことができるか?
これをトリプルエクステンションなんて呼んだりします。

垂直跳びのジャンプ動作も一緒です。

下半身の力をいかにボールまで効率よく力を伝える事が出来るかでボールの飛ぶ距離が変わります。

テストを受けに来た小学4・5年生には2㎏というボールはとても重いです。
でも立っている時の姿勢が良かったりとか下半身の力がしっかりしている、反動をつけるときに下半身の関節をうまく使えている子は、ボールの距離が飛びます。

走ることよりもむしろ、メディシンボール投げの方が姿勢や下半身の力の差がパフォーマンスに出るのかなと思いました。

メディシンボールを投げるには姿勢や下半身の使い方に気を付けてみると良いと思います。




そして、日曜日は南長野運動公園のUスタジアムで、なでしこジャパンの試合を息子と一緒に観てきました。


なでしこジャパンの試合を観るのは2年ぶりです。
2年前もUスタジアムで観戦しました。

今回は、ピッチの近くの席で見ることができたのですがスイス代表の選手と日本代表の選手の身長差に驚きました。

スイス代表のDFと日本代表のFW横山選手や岩淵選手は身長差が本当にすごいです。

スイス代表の選手の胸の高さが日本代表の横山選手や岩淵選手の頭の位置です。
ヘディングをしても高さでは絶対にかないません。

でも、日本の横山選手や岩淵選手は身長が低いですが下半身の筋肉はすごいです。
あのお尻や太ももの下半身の筋肉が発達しているので自分より大きな選手と競り合ってもほとんど倒れません。

やっぱり下半身がすごく大切なんだなと思いました。

スポーツを頑張っている人はもちろんですが、そうでない人も正しい姿勢と下半身の筋力を意識しながらぜひ運動に取り組んで頂きたいと思います。

姿勢と下半身の大切さを学んだ週末でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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