2015年12月17日
スポーツ選手の冬のパフォーマンスアップ方法2
長野県長野市で身体のパフォーマンスを高めるパーソナルトレーニング指導を行っている
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
スポーツをされているアスリートのパフォーマンスアップだけでなく、一般の方のパフォーマンスアップも行っております。
本日は、長野市で会議があり年に数回しか着ないスーツ姿で参加しました。
仕事上、15年間ジャージで過ごしているのでスーツをたまに着ると新鮮です。
今回は、スポーツ選手が冬の間にパフォーマンスアップする方法のその2です。
前回は、「身体組成」を定期的に計測しておくということをご紹介しました。
今回は、「柔軟性の測定」についてです。
柔軟性は、筋肉の柔らかさです。また、筋肉が柔らかい事で関節がスムーズに動きます。
関節の動く範囲を決めている大きな要因が筋肉の柔軟性になります。
柔軟性を測定しておくことで、現状の筋肉の硬さがわかります。
柔軟性が低下する事で起こるのが、スポーツ障害です。
筋肉を繰り返し繰り返し使う事で筋肉が硬く縮みます。そうするとその縮んだ部位にも影響がありますし、その部位をかばうようにして別の部位が痛くなります。
中学、高校生で腰が痛くなる原因が股関節周りや脚の筋肉が硬さが原因である事がほとんどだと思います。
本来動く関節が筋肉が硬くなり柔軟性が低下する事で別の部位に負担がかかり痛みになります。
ですので、柔軟性をきちんと評価しておくことで、スポーツ障害の予防や普段負荷がかかっている部位をピックアップしておくことも可能です。
簡単に行える方法は、
・立位体前屈
・長坐位体前屈
これらは、学校の体力テストなんかでも行うので、わかりやすいと思います。
主に、ももの裏側や腰から背中にかけての柔軟性の評価です。
たとえば、立位体前屈ですとスポーツ選手であれば、床に手の平がつく事を理想として良いと思います。
最低でも指先が床につくように!
長坐位体前屈も膝をしっかりと伸ばした状態で、つま先がつかめるように!
高校生の部活動も10年以上指導していますが、筋肉を沢山つけたいです!という人に限って、柔軟性が低下しています。柔軟性が低下している状態で、ウエイトトレーニングをすれば、更に硬くなります。
ですので、ウエイトトレーニングを一生懸命に行う前に柔軟性を高めておく必要があります。
そもそも、柔軟性が低下している状態では、ウエイトトレーニングのフォームも正しく行う事ができません・・・
また、柔軟性の評価に立位体前屈や長坐位体前屈だけでは不十分です。
これらの項目は、ももの裏側や腰から背中の柔軟性しかわからないからです。
また、右と左の左右差もわかりません。
左右差を評価するのであればSLRという片脚ずつ評価する方があります。
また、ももの前側を評価するのであれば、HHDという方法があります。
他にも
・足首
・股関節
・体幹部
・肩
・肘
・手首
とスポーツ種目によって必要な部位が沢山あります。
これらの項目で更に左右差を評価する、この左右差を改善するためのストレッチを行い
身体のバランスを整えるというのが理想です。
しかし、学校の部活動では、専門の先生や知識のある方以外はここまで行う事が出来ません。
より、詳細の評価を希望される方は、ぜひ専門家の指導を受けてみてください。
また、沢山測定するのは大変という方は、立位体前屈や長坐位体前屈だけでも評価する事が大切です。
床に手がつかない人であれば、手がつくようにストレッチを多く行う。
手がつく人は、その柔軟性を維持できるようにする。
毎日行うと、自分の筋肉の硬さや左右の差がわかるようになってきます。
ここまで、選手が自分で意識して行えれば理想ですが、意識して行う人はパフォーマンスが向上しやすいです。
ぜひ、柔軟性の測定を取り入れてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
スポーツを頑張っているお子さんの身体の評価や自宅でも出来る個別の運動プログラムを作成し提供いたします。
学校や部活動での指導も承っております。ご希望のある方はお気軽にご連絡ください。
夕方は、火曜日・木曜日が比較的対応可能な曜日となります。
etude.shisei@gmail.com
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
スポーツをされているアスリートのパフォーマンスアップだけでなく、一般の方のパフォーマンスアップも行っております。
本日は、長野市で会議があり年に数回しか着ないスーツ姿で参加しました。
仕事上、15年間ジャージで過ごしているのでスーツをたまに着ると新鮮です。
今回は、スポーツ選手が冬の間にパフォーマンスアップする方法のその2です。
前回は、「身体組成」を定期的に計測しておくということをご紹介しました。
今回は、「柔軟性の測定」についてです。
柔軟性は、筋肉の柔らかさです。また、筋肉が柔らかい事で関節がスムーズに動きます。
関節の動く範囲を決めている大きな要因が筋肉の柔軟性になります。
柔軟性を測定しておくことで、現状の筋肉の硬さがわかります。
柔軟性が低下する事で起こるのが、スポーツ障害です。
筋肉を繰り返し繰り返し使う事で筋肉が硬く縮みます。そうするとその縮んだ部位にも影響がありますし、その部位をかばうようにして別の部位が痛くなります。
中学、高校生で腰が痛くなる原因が股関節周りや脚の筋肉が硬さが原因である事がほとんどだと思います。
本来動く関節が筋肉が硬くなり柔軟性が低下する事で別の部位に負担がかかり痛みになります。
ですので、柔軟性をきちんと評価しておくことで、スポーツ障害の予防や普段負荷がかかっている部位をピックアップしておくことも可能です。
簡単に行える方法は、
・立位体前屈
・長坐位体前屈
これらは、学校の体力テストなんかでも行うので、わかりやすいと思います。
主に、ももの裏側や腰から背中にかけての柔軟性の評価です。
たとえば、立位体前屈ですとスポーツ選手であれば、床に手の平がつく事を理想として良いと思います。
最低でも指先が床につくように!
長坐位体前屈も膝をしっかりと伸ばした状態で、つま先がつかめるように!
高校生の部活動も10年以上指導していますが、筋肉を沢山つけたいです!という人に限って、柔軟性が低下しています。柔軟性が低下している状態で、ウエイトトレーニングをすれば、更に硬くなります。
ですので、ウエイトトレーニングを一生懸命に行う前に柔軟性を高めておく必要があります。
そもそも、柔軟性が低下している状態では、ウエイトトレーニングのフォームも正しく行う事ができません・・・
また、柔軟性の評価に立位体前屈や長坐位体前屈だけでは不十分です。
これらの項目は、ももの裏側や腰から背中の柔軟性しかわからないからです。
また、右と左の左右差もわかりません。
左右差を評価するのであればSLRという片脚ずつ評価する方があります。
また、ももの前側を評価するのであれば、HHDという方法があります。
他にも
・足首
・股関節
・体幹部
・肩
・肘
・手首
とスポーツ種目によって必要な部位が沢山あります。
これらの項目で更に左右差を評価する、この左右差を改善するためのストレッチを行い
身体のバランスを整えるというのが理想です。
しかし、学校の部活動では、専門の先生や知識のある方以外はここまで行う事が出来ません。
より、詳細の評価を希望される方は、ぜひ専門家の指導を受けてみてください。
また、沢山測定するのは大変という方は、立位体前屈や長坐位体前屈だけでも評価する事が大切です。
床に手がつかない人であれば、手がつくようにストレッチを多く行う。
手がつく人は、その柔軟性を維持できるようにする。
毎日行うと、自分の筋肉の硬さや左右の差がわかるようになってきます。
ここまで、選手が自分で意識して行えれば理想ですが、意識して行う人はパフォーマンスが向上しやすいです。
ぜひ、柔軟性の測定を取り入れてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
スポーツを頑張っているお子さんの身体の評価や自宅でも出来る個別の運動プログラムを作成し提供いたします。
学校や部活動での指導も承っております。ご希望のある方はお気軽にご連絡ください。
夕方は、火曜日・木曜日が比較的対応可能な曜日となります。
etude.shisei@gmail.com
Posted by etude at 22:12│Comments(0)
│エチュード知恵袋