2015年12月29日

反ると腰がいたくてお腹とお尻に力が入らない女性

長野県長野市で身体のパフォーマンスを高めるパーソナルトレーニング指導を行っている
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
スポーツをされているアスリートのパフォーマンスアップだけでなく、一般の方のパフォーマンスアップも行っております。

今日の長野市は、うっすら雪が積もりました。

先日、指導させて頂いた女性の方は腰に違和感を感じていました。

腰が痛く、数年前に整形外科を受診された際は、「すべり症」と診断されました。
その時は、痛みが無くなったので腰の方はそのままだったそうです。

普段から、健康を意識してヨガやストレッチは継続されていました。

それでも、最近は腰が反ると痛かったり横に身体を傾けると痛みが出る事があり腰痛にならない身体にしたいということで、指導を受けに来られました。

まず、姿勢を確認すると腰の反りが強い状態でした。
腰のすべり症の特徴は、腰が反りやすく腹筋の力が働きにくい状態になっています。
そのため、腰を反るとなおさら腰に痛みが出ます。

また、ももの裏側の筋肉が柔らかく股関節の前側の筋肉が硬くなっている方が多いですが、この方は、全体的に筋肉は柔らかく、むしろ基礎的な筋力が不足している状態でした。

そのために、腰の関節を固定するための体幹部の筋力が不足している状態でした。

もう一つ特徴として、筋肉は柔らかい状態ですが胸の後ろの関節などがスムーズに動いていませんでした。

そのため、身体をねじる動作をすると本来、主として動く胸の後ろの関節がねじれにくい状態でしたのでその分を腰でねじってしまう状態でした。

腰の関節自体はあまり捻じる事が出来ない関節です。

腰の上の胸の後ろの関節、腰の下の股関節がねじるという動作では良く動く関節です。

また、反り腰で腹筋が働きにくい方はお尻の筋肉も働きづらい状態になっています。

腹筋⇔お尻の筋肉

この二つの筋肉は、姿勢が反り過ぎたり、猫背になり過ぎたりしている場合はうまく機能せずに
理想の姿勢の場合には機能しやすいです。

この点も含めて、姿勢というのははとても重要なことになります。

この方は、姿勢のを整える運動をして頂く事で
腰に負担のかからない動きや力が入りずらいお腹やお尻の筋肉に力が入りやすくなってきました。

自分の腰痛にとって必要だと思っていたストレッチがむしろ逆効果で腰痛を悪化させていましたので、このような方の場合には筋力トレーニングをどんどん行って頂きたいと思います。

もちろん、トレーニングはコツコツと長く続けることが重要です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/


同じカテゴリー(エチュード知恵袋)の記事画像
速く歩くために必要なこと
腰が痛い原因は腹筋が弱いから?
人は見た目が100%
体の特徴は一人ひとりちがう
車の運転で腰痛になる原因は〇〇です!
草取りで腰痛になった時はこれです!
同じカテゴリー(エチュード知恵袋)の記事
 速く歩くために必要なこと (2017-11-10 00:09)
 腰が痛い原因は腹筋が弱いから? (2017-05-23 22:48)
 人は見た目が100% (2017-05-18 22:53)
 体の特徴は一人ひとりちがう (2017-05-10 22:21)
 車の運転で腰痛になる原因は〇〇です! (2017-05-09 22:46)
 草取りで腰痛になった時はこれです! (2017-05-05 15:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。