2015年12月31日

冬になると膝がパキパキと音がする女性

長野県長野市で身体のパフォーマンスを高めるパーソナルトレーニング指導を行っている
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
スポーツをされているアスリートのパフォーマンスアップだけでなく、一般の方のパフォーマンスアップも行っております。


12月31日、今年も今日が最後です。
エチュードの営業も昨日が仕事納めでした。

今日は、トレーニング指導をさせて頂いている方で膝の靭帯が切れている方のご紹介をします。

この方は、40代の女性で学生の頃にスポーツで靭帯を切ってしまいました。

整形外科でもリハビリのトレーニングが必要だということで、トレーニングをされています。

この女性の特徴として、膝に痛みがあるのですが、膝関節の上の股関節の動く範囲に特徴がありました。

通常、股関節は外側と内側にねじれます。
外旋・内旋と言いますが、内側にねじれる内旋の動きが大きく、外側にねじれる外旋の動きがあまりありませんでした。

ですので、あぐら等の動作がやりにくい状態です。

女性に多い膝が内側に入りやすい内またです。

この様な方の場合は、お尻の筋肉が上手く機能しません。
そのため、足を踏み出しても踏ん張る力が入らないのです。

また、お尻の力が入らないと腹筋の力も入りずらいので腰が反りやすくなります。

そのため自然に姿勢が悪くなってくるため、腰や首などにも負担がかかり影響が出ます。

この方に行った主な運動は、硬くなった太ももの筋肉を柔らかくするマッサージとストレッチ、
股関節が開きにくいので内もものストレッチも行いました。

また、膝のお皿の動きも外側にずれていたのでお皿の動きを良くするマッサージも家で出来るように継続してもらいました。

筋力トレーニングの方は、以前にご紹介した「腰を反ると痛いすべり症の女性」と同じように
背骨が反っているものを丸まれるように、骨盤と背骨の動き作りを行いました。

これを行う事で、お腹とお尻の筋肉に力が入りやすくなります。

次に行った事は、ももの裏側のハムストリングスのトレーニング

腰が反っている方は、ももの前側や股関節の前側の筋肉が硬くなり、ももの裏側のハムストリングスやお尻の筋肉に力が入りづらくなります。

この様な運動を、家でも行って頂き週に1度はトレーニング指導をさせて頂きました。

3ヵ月ほど経過すると、だいぶ踏ん張りがきくようになりました。

また、寒くなる冬の季節は今まで膝がパキパキと音がしていたのですが
硬くなった筋肉のストレッチ、弱くなっていた筋肉のトレーニング、膝のお皿のマッサージを行う事で現在は膝の音もならなくなってきたそうです。

いずれにしても、トレーニングを継続しないと筋力はどんどん下がってしまいますので
これからもトレーニングを継続して頂く必要があります。

スポーツ選手以外も寒い冬こそパフォーマンスアップする為の運動をぜひ取り入れて頂きたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/


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