2016年07月20日

素早く動くには

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
整体でもなく、マッサージでもなく病院のリハビリでもない、運動指導をしているパーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛み改善予防の姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。

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今回は、素早くスタートできない理由をお話します。

色々なスポーツで素早く動く事は、とても重要です。

短距離走では、よーいドンでかがんだ姿勢から素早く走りださないといけません。

野球では、サッカーでは、テニスでは・・・どんなスポーツでも速く動く事は大切です。

今回は、短距離走を頑張っている小学生の事例を紹介します。

走るのはスピードが乗ると速いけど、スタートが遅いのでそれをもっと速くしたいという事が悩みでした。

100mを走った時の動画を見せてもらったらスタートが遅いのにスピードに乗ると周りの子を追い抜いていきます。
スタートが速ければ、もっと走るのが速くなるという事で今回は、スタート動作を改善するために運動の指導をしました。

【指導前の写真がこれです。】
素早く動くには
もも上げ動作を行ってから自分のタイミングで前に進んでもらう運動をしました。

まずもも上げ動作で背中が丸まってしまいます。
これは、地面をしっかりと押す事が出来ていません。

胸を張って背筋を伸ばしてももを上げるのが理想ですが、ももの裏側の筋肉が硬くなってしまっているのでそれが出来ません。
太ももを一生懸命上げようとすると、ももの裏側硬いので骨盤を後ろに傾けてしまうので背中が丸まってしまいます。

その状態からスタートするには、後ろに傾いた骨盤を前に戻さないといけません。
前に進もうとしても背中が丸まっているので地面をしっかりと押せないのでスムーズに前に進みません。

手の振りと脚の上げる動作もバラバラです。


【指導後の写真がこれです。】
素早く動くには
初回に指導してから3日後位にとった写真です。

胸を張って背中を伸ばしてもも上げを出来るようになってきました。
ももは高く上がりませんが、地面を押せるようになってきました。

そこから前傾姿勢でスムーズに前に進んでいきます。
背中が伸びているので地面をしっかりと蹴れるようになりました。


指導した内容は、
・硬くなった筋肉のストレッチ
・姿勢を良くする運動
・地面をしっかりと押す運動

この3つを毎日コツコツと自宅で行って頂きました。

子供の場合は、大人と違い大きなクセがありません。
大きなクセとは、その人の動きの特徴や間違った身体の使い方の事です。
大人に比べて子供は、どんどん物事を吸収しやすい時期なので変化も大人に比べると早いです。

スタートを素早く行いたい人はぜひ行ってみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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