2015年12月11日

猫背と足の関係

長野県長野市でストレッチや筋力トレーニング、ピラティスなど様々な方法で姿勢改善を中心としたパーソナルトレーニング(個別運動指導)指導をしています。
肩こりや腰痛、膝痛に困らないパフォーマンスの高い身体作りについて日々考えております、
パーソナルトレーナーの栗林太一です。

先日、ご利用頂いた40代の女性の方は年に数回、首や腰が痛くなるのでその改善と
きれいな姿勢にしたいということで今まで数回通われていました。

自宅でのホームエクササイズも行って頂いていましたので、首や腰の症状は出なくなってきたとのことでした。

姿勢も胸を張れるようになってきました。

当施設では、日常生活でも姿勢を意識したり、正しい身体の使い方を覚えてもらうために
手を上げる、しっかりと立つ、しゃがむ、荷物を持ち上げる、歩くなどの動作に近いトレーニングを指導しています。

この女性にも、スムーズにしゃがめるようにスクワット動作を指導いたしました。

しかし、なかなかうまく動作ができませんでした。
スクワットのポイントは横から見ると

・足首を曲げる
・膝を曲げる
・股関節を曲げる
・腰から背中にかけて反る

この様になると理想です。

正面から見ると

・つま先(人差し指)
・膝
・股関節
この3つが一直線上にあると理想です。(もっと広い方がやりやすい方もいます)

この女性の場合は、偏平足でしたのでつま先がどうしても外側を向いてしまいます。そのため膝が内側に入ってしまいますので膝や足首、股関節の関節が上手く機能しない状態になっていました。

横から見た状態では、お尻を後ろに引く事ができず、太ももの前側がを主に使っており深くしゃがむことが出来ませんでした。

話を聴くと、ふだんから立っている時に足の指が地面についていない状態で、体重が踵側にあり
そのバランスをとるために背中が丸まり首が前に出ているという状態でした。

ですので、この女性の姿勢や動作をしっかりと改善するためには偏平足である足の運動を取り入れる必要がありました。

・指を使う運動
・つま先立ちで親指側と小指側を均等に使えるようにする運動
・足首、膝、股関節が正しく動くようにする運動
・股関節周囲の筋力トレーニング
・背骨の動き作り

これらの運動を行った後は、最初よりもスクワット動作もスムーズに理想に近づいてきました。

これらの運動をコツコツと復習して頂くことで、少しずつ身体が覚えていきますので頑張って継続をして頂きたいと思います。

悪くなっている姿勢の原因が足首になんてことも多いのではないかと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/  


Posted by etude at 23:09Comments(0)エチュード知恵袋