2015年12月24日

冬に行う中学生、高校生の部活でのパフォーマンスアップ方法

長野県長野市で身体のパフォーマンスを高めるパーソナルトレーニング指導を行っている
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
スポーツをされているアスリートのパフォーマンスアップだけでなく、一般の方のパフォーマンスアップも行っております。


長野県という寒い冬のオフシーズンにスポーツ選手がパフォーマンスアップする方法をご紹介しています。
小学生の高学年から中学生、高校生、大学生、社会人でも行える内容ですので参考にして頂ければ幸いです。

前回まで4つの身体の測定方法をご紹介しました。

・身体組成の測定 
・柔軟性の測定 
・姿勢の測定 
・筋力の測定 

今回は、動きの測定です。

動きの測定とは?

人間の基本的な動作で
・しゃがむ
・片脚立ち
・片脚を踏み込む
・手を上げる
など、がスポーツでは多いと思います。

この基本的な動作を正しくスムーズに行えているかを測定評価します。

正しく、スムーズにということですが
関節が正しく曲がっているか?どこか関節の動きで制限があるか?
本来動く関節が動いているのか?などがポイントです。

これらの動きが正しく行えていないと、スポーツ障害やケガなどにつながります。

トレーナーの業界でも、FMSという方法等で動きを評価する事が近年スタンダードになっています。

これは、専門家でないと難しいので
今回は一番わかりやすく、多くのスポーツで共通するスクワット動作で評価する方法をご紹介します。

スクワットで測定できるポイントは、
しゃがむ動作
立ち上がる動作

この2つです。

正面から見てしゃがむ時には、肩幅くらいに足を開き、つま先と膝の向きが同じ方向でしゃがめるか?を確認します。
つま先と膝の向きがそろっていないと膝でももの骨と脛の骨が捻じれるため、膝へのストレスが大きくなります。

また、立ち上がる時もつま先と膝がそろっているということが大切です。
つま先と膝がそろわないと地面をしっかりと押す事ができません。

人間は、ほとんど地面に足をついています。動くときは地面からの力を使って身体を動かします。
ですので、地面からの力をスムーズに身体に伝えて動作につなげるためには、つま先と膝の向きが重要になります。

横から見た状態では、しゃがむ時に膝がつま先より前に出過ぎないようにお尻を後ろに引きながらしゃがむのがポイントです。

膝がつま先より前に出過ぎると膝にストレスがかかりももの前側部位を特に使うスクワットになります。
膝や腰が痛くなる方は、しゃがんでもらうとこのようなスクワット動作になる事が多いです。
ですので、お尻を後ろに引きながら行う事で、ももとお尻の筋肉の両方を使いますので、膝にストレスがかかりにくいしゃがむ動作になります。

太もも、お尻の両方を使ってしゃがむのがスクワット動作のポイントです。

一人で行う場合は、鏡の前で行うとわかりやすいです。

どのスポーツでも共通のスクワット動作ですので、参考にして頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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Posted by etude at 23:06Comments(0)エチュード知恵袋