2016年09月30日

膝が痛い女性

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
整体でもなく、マッサージでもなく病院のリハビリでもない、運動指導をしているパーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛み改善予防の姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。


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今回は、膝が痛い女性の運動についてご紹介します。

本日、指導させて頂いた方は膝の痛みがあり、3ヵ月間運動の指導をさせて頂きました。

症状は、中高年の女性に多い変形性膝関節症の痛みです。

痛みのある膝はだいぶ変形し、関節が太くなっています。
整形外科の病院でも注射を何回か行われたそうです。

膝の筋肉をつけることが大切という事を医師から言われ、運動の方法を調べているうちに
ホームページをご覧になられて、私のところに来られました。

変形性膝関節症で多いのがまず、膝の関節が太くなります。

また、立っている時に膝が伸びきらない方が多いです。
写真のように常に膝を曲げて立った状態です。



写真の左側が、変形し膝が曲がっている状態です。
写真の右側が、正常なしっかりと伸びきっている状態です。(少し関節が緩いですが)

この様に、常に膝を曲げているために、膝の後ろ側の筋肉が硬くなってしまいます。

膝の後ろ側の筋肉が硬くなった状態

膝が伸びきらない状来

太ももの前側の筋肉に力が入らない状態

踏ん張れない状態

膝を曲げたまま動くので関節がスムーズに動かなく痛みが出る


このような負の連鎖の状態です。

この様な方が宣伝をしているようなサプリメントを飲んでも全く変わりません。

なぜなら、曲がっている膝を伸ばすという事をしないからです。

曲がっている膝を伸ばすには膝の裏側を伸ばすストレッチを行う必要があります。

これは、整形外科の病院でも理学療法士がリハビリを指導してくれるのであれば必ず行います。
電気治療だけ行う病院では指導はされないと思います。

この女性の方には、膝をしっかりと伸ばすストレッチをこまめに行って頂きました。
特に朝の起床時に膝が伸びづらいという事なので布団の中で伸ばすように毎日行って頂きました。

これを続けることで、1ヶ月が経ったくらいで膝がだいぶ伸びるようになります。
これと同時に筋力トレーニングも行って頂きました。

3ヵ月後には、以前のような朝起きた時に痛みや、階段の昇り降りも楽になったそうです。

膝が痛くて、サプリメントを飲んでいる方は運動をぜひ行ってみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

膝の痛みでお困りの方に正しい膝のストレッチと筋力トレーニングをご紹介します。
こちらまで  


Posted by etude at 22:56Comments(0)日常の事