2015年11月13日
ヨガ教室と同じストレッチなのに・・・
長野県長野市でストレッチや筋力トレーニング、ピラティスなど様々な方法で姿勢改善を中心としたパーソナルトレーニング(個別運動指導)指導をしています。
肩こりや腰痛、膝痛に困らないパフォーマンスの高い身体作りについて日々考えております、
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
先日、お客様のご紹介で50代の女性の方にお越し頂きました。
登山が趣味だけど、膝や腰、股関節の痛みがありました。もう一度しっかりとトレーニングをして痛みなく趣味の登山が出来るようにしたいとの要望でした。
今までも、健康に気を付けていろいろな運動をされてきたそうです。
スポーツクラブにも通い、水泳にヨガも行ってきました。
水泳は、泳いだ後に身体冷えてしまい、関節が痛くなってきてしまう。
ヨガは、今まで教えてくれた先生が変わってしまった。ということで運動から遠ざかっていたそうです。
それでも、健康の意識が高い方なのでウォーキングは少しずつ続けていたのですが、膝や股関節、腰まで痛みが出るようになってしまったようです。
身体のバランスを評価させて頂くと、
腰は、前にかがむと痛みが出ました。
膝と股関節は、痛くなっている側の太ももから股関節の前側の筋肉が硬くなり
お尻の筋肉が働きずらくなっていました。
反対側は、ももの裏側の筋肉が硬くなっていました。
この方の場合は、筋肉の硬さが左右で違うので、歩くときに歩幅が違いました。
それをかばうように上半身は反対側にねじれるので腰に負担がかかっていました。
腰の痛みは、前屈する時に股関節の裏側の筋肉が硬くなっているために腰の部分が余計に動いてしまい、そのために痛みが出ていました。
股関節を中心に動かす動作を練習して頂くと腰の痛みは無くなりました。
また、股関節に関しては痛みのある側のお尻の筋肉が働きずらくなっていたので硬くなっている筋肉だけをストレッチで緩めて頂いたらお尻の筋肉もしっかりと入るようになりました。
この方は、ヨガ教室でも同じようなストレッチは今まで行ってきたことがあると言っていました。
でも、ヨガ教室では同じストレッチのポーズを「左右両方」とも行います。
ですので、この方にとっては左右両方とも同じストレッチのポーズを行うと
・痛みをとる
・機能していない部位が機能する、力が入る
ということには、全く効果が無かったそうです。
運動をしたことのある人やヨガなどを行った事のある人は誰でも知っている単純なストレッチ
しかし、身体の機能を高めたり、痛みを解消したりという目的であれば
左右対称ではなく、やりにくい側のしっかり行った方がその人にとって効果があるということです。
集団指導を受けていて、周りの人は喜んでいるけど、自分だけ痛みがあったりする場合は特に注意をしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/
肩こりや腰痛、膝痛に困らないパフォーマンスの高い身体作りについて日々考えております、
パーソナルトレーナーの栗林太一です。
先日、お客様のご紹介で50代の女性の方にお越し頂きました。
登山が趣味だけど、膝や腰、股関節の痛みがありました。もう一度しっかりとトレーニングをして痛みなく趣味の登山が出来るようにしたいとの要望でした。
今までも、健康に気を付けていろいろな運動をされてきたそうです。
スポーツクラブにも通い、水泳にヨガも行ってきました。
水泳は、泳いだ後に身体冷えてしまい、関節が痛くなってきてしまう。
ヨガは、今まで教えてくれた先生が変わってしまった。ということで運動から遠ざかっていたそうです。
それでも、健康の意識が高い方なのでウォーキングは少しずつ続けていたのですが、膝や股関節、腰まで痛みが出るようになってしまったようです。
身体のバランスを評価させて頂くと、
腰は、前にかがむと痛みが出ました。
膝と股関節は、痛くなっている側の太ももから股関節の前側の筋肉が硬くなり
お尻の筋肉が働きずらくなっていました。
反対側は、ももの裏側の筋肉が硬くなっていました。
この方の場合は、筋肉の硬さが左右で違うので、歩くときに歩幅が違いました。
それをかばうように上半身は反対側にねじれるので腰に負担がかかっていました。
腰の痛みは、前屈する時に股関節の裏側の筋肉が硬くなっているために腰の部分が余計に動いてしまい、そのために痛みが出ていました。
股関節を中心に動かす動作を練習して頂くと腰の痛みは無くなりました。
また、股関節に関しては痛みのある側のお尻の筋肉が働きずらくなっていたので硬くなっている筋肉だけをストレッチで緩めて頂いたらお尻の筋肉もしっかりと入るようになりました。
この方は、ヨガ教室でも同じようなストレッチは今まで行ってきたことがあると言っていました。
でも、ヨガ教室では同じストレッチのポーズを「左右両方」とも行います。
ですので、この方にとっては左右両方とも同じストレッチのポーズを行うと
・痛みをとる
・機能していない部位が機能する、力が入る
ということには、全く効果が無かったそうです。
運動をしたことのある人やヨガなどを行った事のある人は誰でも知っている単純なストレッチ
しかし、身体の機能を高めたり、痛みを解消したりという目的であれば
左右対称ではなく、やりにくい側のしっかり行った方がその人にとって効果があるということです。
集団指導を受けていて、周りの人は喜んでいるけど、自分だけ痛みがあったりする場合は特に注意をしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/