2017年02月25日

初めてのストレッチは70代になってから

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
整体でもなく、マッサージでもなく病院のリハビリでもない、運動指導をしているパーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛み改善予防の姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。


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先日は、70代の男性の方の指導をさせて頂きました。

この方は、今までトラックの運転手をされていたこともあり姿勢が前かがみになっていました。
そのために肩凝りがとてもひどいという事で指導を受けに来られました。

今までは、マッサージに通ってその時はとても気持ちよくなるが翌日には元に戻ってしまう。
何度も肩周りに注射をしてもらったが、これもその場だけで元に戻ってしまう。
肩がつらくなると、湿布を何枚も貼っているという事でした。

この男性の姿勢は、背中が丸くなって頭が前の方に出てしまっています。
この様な状態でいくら首や肩周りをマッサージしても元に戻ってしまいます。

頭の位置を背骨の上に載るようにしないと常に頭を支えている首や背中の筋肉から腰にかけてが硬くなっている状態です。

ですのでこのような方には姿勢を整えるための運動が必要です。
特に硬くなっている筋肉を伸ばすストレッチが有効です。

でもストレッチは首や肩や背中が硬くなっているかと言ってその部分を行うわけではありません。

必要なのは脚です。
特にこの方は足の裏からふくらはぎ、もも裏側、お尻の筋肉がパンパンに硬くなっていました。

これだけ硬くなっているので腰痛はありませんか?膝は痛くありませんか?と聞くと案の定、慢性的に痛くなっているようでした。

脚の筋肉が硬くなっているために、骨盤を後ろに引っ張ってしまう。
そのまま背中が猫背になり、バランスをとるように頭が前に突き出ている。

この様な状態です。

この男性の方には、まず脚のストレッチを行って頂きました。
70年間生きてきて初めて行ったストレッチはとてもつっぱった感じがあったそうですが
何回か伸ばしているうちに、関節の動きが良くなりました。

背骨は変形をしているので、頭の位置が背骨の真上に載るようにするのは難しいのですが
ストレッチと体操を行った後は、立っている姿勢がだいぶ変わってきました。

70代の方でもストレッチを行うと筋肉を伸ばす事ができ、関節の動きをスムーズにすることができます。

肩がこる、腰が痛いでいつもマッサージばかり行っている方はぜひ自分で行う運動を取り入れてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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タグ :肩こり


Posted by etude at 22:46Comments(0)エチュード知恵袋