2017年09月27日

身体のクセと歪み

長野市で運動で体を整える整体とパーソナルトレーニング指導をしていますエチュードの栗林です。

今回は、身体のクセについてご紹介します。

本日指導をさせて頂いた50代の女性の方は、走ることが大好きな方です。

ランニングをしていると右足のすねが痛くなるというので、その場でのジョギングをしてもらいました。

フォームを観察すると、左足に比べて右足のつま先が外側向きに地面に着地していました。
つま先が外に向いて着地するとすねの骨(脛骨)が捻じれてしまいます。
この雑巾を絞るように捻じる動きに骨は弱いです。

なのでつま先をまっすぐにするように地面に着地するとあまり痛みがなくなりました。

それと行って頂いた方法は、身体を捻じりにくい側に捻じって回転する動作を寝転んで行って頂きました。

これを行うことで、更に痛みがなくなりました。

おそらく、日常生活での体の使い方のクセで偏った体の使い方をすることでランニングという繰り返し繰り返す行う動作で痛みが出ていたのではないかと思います。

人間は、誰でもクセがあります。



椅子に座ると必ずどちらかの足を上にして組んでしまったり
テレビを見るときはいつも同じところに座って見る

しゃがむときは必ずどちらかの膝を内側に入れながらしゃがむ
床から立ち上がる時は必ず同じ方向から立ち上がる

右利き、左利きがあるので皆さんクセがあるのは仕方ありません。

でもそのクセが過剰な状態でスポーツを行ったり長時間同じ姿勢でいると
どこかに痛みが出やすくなります。

痛みまで行かなくても必ず同じところに疲労が溜まるなど・・・

このようにならないためにも、特に左右差のありすぎる姿勢や動作などは気を付けたほうが良いです。

スポーツでも野球やゴルフなどは片方にだけ体を捻じります。
そのために偏った筋肉の使い方になってしまいます。

そのスポーツをするためには必要な偏った筋肉かもしれませんが、そのままにしていると必ずケガにつながります。

それを改善するには、普段とは逆のやりにくい方の動作を行うことも大切です。

右側に捻じる動作が多ければ、左側に捻じるストレッチを寝る前に行うようにするなどはとても大切な事です。

人間の身体習慣というのは改善するために少なくても3ヶ月間くらいはかかると言われています。
何回も何回も繰り返して脳に覚えこませるという事が大切になります。

身体の痛みや運動のパフォーマンスが気になる方は、あなたの体のクセを見直してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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Posted by etude at 22:16Comments(0)姿勢