2016年11月27日

整体では筋肉がつきません

長野県長野市で唯一スポーツクラブとスポーツ整形外科の指導経験を活かした身体のパフォーマンスアップとパーソナルトレーニング指導を行っています。
整体でもなく、マッサージでもなく病院のリハビリでもない、運動指導をしているパーソナルトレーナーの栗林太一です。
一般の方のパフォーマンスアップ、肩こり腰痛や膝の痛み改善予防の姿勢作り、体幹トレーニング指導を行っております。


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今回は、整体を受けると筋力がつくのか?という事をご紹介します。

なぜこのような事をご紹介するかというと、
整体やマッサージなどを受けた後に身体が楽になり調子が良くなること=筋力がついたと勘違いする人がとても多いからです。


整体やマッサージを受けても筋力がつくとか、筋力が太くなるとかいう事は運動生理学では、ありえません。

では、なぜ整体を受けた後に身体が動きやすくなったり力が入りやすくなるのか?

それは、身体の動きを制限している関節や筋肉の動きを調整する為です。

例えば下半身の筋肉は、腰からの神経支配を受けています。ですのでヘルニアなどになると腰からの神経を圧迫するので足がしびれたりします。

そうすると足の筋肉に力が入りにくくなります。

ですので、腰の神経が出ている腰の関節を調整する事でそこから出ている神経がスムーズに伝わるようになり足の筋肉に力が入りやすくなるという現象が起きます。

これが、整体などを受けた後に力が入りやすいとか動きやすいという状態になる事です。
これは筋力が促通された状態と言います。
いわば動きやすい状態です。

でも長持ちはしません。
良い状態を長持ちさせるには、ご自身で筋肉を鍛えて筋肉を太くし、筋力が強い状態を維持する事で良い状態が長持ちします。


根本的に、筋力をつけるという事は、筋肉にある程度抵抗をかけて伸ばしたり縮めたりする事を行わないと筋肉が太くなり筋力がつくという現象はおきません。

人間の筋肉は、どんな人でも使わなければどんどん衰えていきます。
30歳を過ぎると1年間で1%ずつ足の筋肉が衰えていくと言われています。

しかし、運動で負荷をかけて筋肉を伸ばしたり縮めるという事を行うと何歳になっても筋肉がふとくなります。

107歳でも筋力トレーニングを行ない筋肉が太くなるというデータもあります。

衰えてしまう筋肉をつけるには、整体ではなく運動しかありません。

筋力をつけたいと思っている方は、ご自身で運動をすることを強くおススメいたします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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Posted by etude at 13:36Comments(0)エチュード知恵袋