2015年10月09日

お年寄りの姿勢

長野県長野市で、肩こり腰痛にならない姿勢改善とパフォーマンス向上を中心としたパーソナルトレーニング(個別運動指導)をしています。
パーソナルトレーナーの栗林太一です。


先日、お店で休憩していた時の事です。

近くにいた、おばあさんがトイレに行くために席をたち歩いてトイレに行かれました。

仕事柄、人の動作や姿勢がすごく目につきます。

おばあさんの歩くときの動作を見ていると、歩幅が小さくゆっくりゆっくり歩かれます。

お年寄りの姿勢

おばあさんの姿勢の特徴は

背中が腰から全体的に丸まっています。

圧迫骨折をしているほど背骨は変形していないようでしたが、

歩く動作を見ていると、背骨の動きや骨盤の動きがありませんでした。

股関節や膝の関節のみを動かして進んでいます。

本来、歩く動作は、背骨が動きます。

腰椎という腰の骨の部分が前後に左右に動いて人は歩いています。

背骨のある生き物は全て背骨を動かして前に進んでいます。

・魚
・ヘビ
・トカゲ
・哺乳類
・動物

背骨のある生き物は背骨を動かしながら進みます。

ですので、おばあさんの様に

・背中の筋肉が低下し背中が丸まる

・椎間板の水分がなくなり背が縮む

・関節が変形してくる

この様ことで、どんどん背骨が動かなくなってきてしまうと、歩幅が狭くなってしまいます。

筋肉も衰えますので、自然と転倒する可能性が出てきてしまいます。

私もそうですが、人間は誰もが老いていきます。

筋肉が低下し、背中が丸くなるのは仕方がない事です。

しかし、運動という方法をコツコツ継続する事で体力の低下を緩やかにすることが出来ます。

ですので、年をとっても運動をしてもらいたいですし
若い方にもどんどん運動をしてもらいたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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Posted by etude at 22:07Comments(0)日常の事