2015年10月31日

かがむと痛い腰痛と運動

長野県長野市でストレッチや筋力トレーニング、ピラティスなど様々な方法で姿勢改善を中心としたパーソナルトレーニング(個別運動指導)指導をしています。
肩こりや腰痛、膝痛に困らないパフォーマンスの高い身体作りを日々考えております、

パーソナルトレーナーの栗林太一です。

昨日、運動指導させて頂いた女性のお話をいたします。


30代の女性。
私と同じく2児の子育て奮闘中のお母さんです。

・腰の痛み
・歩いていたら左の股関節まで痛くなってきた

この様な状態でした。

腰の方は、前にかがむと左側に痛みが出ていました。
他の動作では特にでません。



姿勢を見ると、猫背で背中からお尻にかけて背骨の自然なS字カーブが無くなっていました。
産後の女性や小学校、幼稚園のお子さんがいるお母さんに多い姿勢です。


おそらく、お子さんの抱っこなどしていると自然になってしまう姿勢です。
この姿勢の場合は、主に骨で支えているので筋肉がつかれません。

しかし、長い間続けていると肩こりや腰痛・股関節の痛みがでてきますので、
機能的な部分ではあまり良くない姿勢です。


関節の動きと筋肉の柔軟性を確認すると、ももの裏側の筋肉がとても硬くなっていました。
特に左の股関節は、内側にねじれやすく
内モモやももの外側の筋肉も硬くなっておりももの外側の筋肉が盛り上がって見えるのが特徴でした。

腰をかがめると痛いということでしたので、逆に痛みの無い反る方向に動きやすくするための運動を行いました。

・ももの裏側のストレッチを3種目

・ももの内側のストレッチを1種目

・左のわき腹のストレッチを1種目

・四つ這いで骨盤と背骨の体操

・浅くスクワット

これらの運動を20分ほど行いました。

運動後は、前にかがんでも腰の痛みは無くなりました。
歩いている時の股関節の痛みもなくなりました。

また、運転中も腰が痛かったということでしたが、運動後は運転しても痛みを感じなくなったそうです。

この方の場合は、ももの裏側の筋肉が硬くなり過ぎたため、かがむときに腰の骨を必要以上に動かしてかがもうとしていたので痛みが出ていました。

ですので、その動作にならないように運動をプログラムし行う事で痛みが無くなったと思います。


もしかがんで腰が痛くなる方は、ももの裏側の筋肉が硬くなっているので良くストレッチで伸ばしてあげてください。

それでも、変わらないのであれば一度、医療機関や専門家に相談してみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/   


Posted by etude at 14:08Comments(0)エチュード知恵袋