2015年10月30日

デスクワークによる腰痛の原因

長野県長野市でストレッチや筋力トレーニング、ピラティスなど様々な方法で姿勢改善を中心としたパーソナルトレーニング(個別運動指導)指導をしています。
肩こりや腰痛、膝痛に困らないパフォーマンスの高い身体作りを日々考えております、

パーソナルトレーナーの栗林太一です。


今回は、デスクワークで腰痛になる原因をご紹介します。

なぜこんな事を紹介するかというと、デスクワークを始めてから肩こりだけでなく腰も痛くなる方が多いからです。

私がヘルニアになった原因もおそらく、長距離通勤による車の運転で座った状態での姿勢が長かったからだと思います。

ですので、長く座っている事は立っている姿勢より楽ちんですが、実は腰に悪かったりします。
姿勢による腰への負担
出典:http://yukikaki.jp/f8_02.html 除雪のコツ教えます ウィンタースポーツライフ協議会より引用

こちらの図は、腰の椎間板という腰の骨と骨の間にあるお饅頭のようなクッションにかかる圧力を示したものです。

直立姿勢が腰の椎間板への負担が100%とすると他の姿勢がどの程度の割合かというものです。

直立姿勢に比べて、

仰向けで寝ている姿勢は25%ですので、直立姿勢よりも75%も腰の椎間板への圧力が少ないということです。


注目して頂きたいのは、デスクワークの姿勢です。

直立姿勢に比べて、

デスクワーク姿勢は140%ですので、直立姿勢よりも1.4倍も腰の椎間板への圧力が多いということです。

更に、デスクワーク姿勢で前かがみになると、185%ですので直立姿勢よりも更に椎間板への圧力が多くなります。

前かがみ姿勢だと、立っている時に比べて2倍近く腰の椎間板への圧力が多くなっています。

ですので、座っていると腰への負担が高いので痛くなるのです。


これが、座っていると腰が痛くなる原因です。

そのために、私も腰の椎間板ヘルニアになったと思っています。

この様な方の腰痛は、基本的に座った姿勢から立つ事で腰が楽になると思います。

以前、前かがみ姿勢の腰痛の事も記載したので合わせて読んで頂けると参考になると思います。


座っていて腰が痛い方は、腰のマッサージではなく、立ち上がって椎間板への圧力を減らしてあげてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

誰にも合わないプライベート空間で、自分の身体に合ったオーダーメイドの運動指導を受けたい方はご連絡ください。
http://www.nagano-etude.com/
  


Posted by etude at 17:47Comments(0)エチュード知恵袋